有田さんのお店に行ってみました。

着るものに関してはかなり保守的です。*1ことスーツに関しては伝統的な英国スタイルが好きです。ただ世の中は完全にイタリアですね。お蔭様でそうゆうお店がどんどんなくなって行きます。*2
しかし私はもう6年くらい前から、有田一成さんにお世話になっています。そもそも昔、新宿にあった「ギーブス&ホークス」でお世話になり始めて、有田さんがお店を移るたびに引っ付いて回っています。*3
http://allabout.co.jp/fashion/mensfashion/closeup/CU20050226A/index.htm
リンク先を読んでいただければ分かりますが、有田さんは一人でスーツを作れるすごい職人さんです。*4もう客の立場を忘れて、ほとんどファンに近い心境です。わはは。
そんな訳で、手持ちの夏物のスーツが傷み出してきたのと*5友達の結婚式が近いので有田さんのところに駆け込んだわけです。一応テーマという奴は漠然とありまして。それはフォーマルでない「ブラックスーツ」です。どうも黒という色は、スーツの文法の中では、冠婚葬祭などのフォーマルな催し物のための色というのが伝統ですが、最近ではビジネススーツとしても使えるようになってきています。そんな訳で勇気を出してちょっとチャレンジしてみることにしました。そんな感じを説明すると、有田さんより「じゃあ無地ではなくて、織りのパターンが入ったものはどうですか?」ということで、細かなストライプの畝の入った織りのマテリアル*6に決定。そして今回は袖だけビスポーク*7にしてもらいました。そんな訳でそのうち「袖だけ仮縫い」があるとのことです。どんな風になるのか今から楽しみです。るんっ!*8

おまけ:私のようなあまり流行らない「英国スタイル」が好きな方へ

スーツの神話 (文春新書)

スーツの神話 (文春新書)

*1:地味とか派手とかの問題ではありません。

*2:ハケットの日本撤退は悲しい・・・

*3:注意:ストーカーではありません。追っかけですけど・・・

*4:なんでこれがすごいのかはリンク先のURLをご覧ください。

*5:私は未だにリクルートスーツを大事に着ています。リクルートスーツとはいえ、自分が気に入って買ったものは、大切に着るというのがモットーです。

*6:生地ですね。

*7:これは胴部分だけこれまでどおりパターンオーダーで、袖部分は有田さんに作って貰う。この新しいお店の新システムだそうです。

*8:続きはこのBlogで!!