巨匠3人揃い踏み!

YMOのお三方*1Sketch Show(高橋、細野)+坂本という形で限定的に結成したHuman Audio SpongeのライブDVD。*2
いやー、おじさんたち若いですねぇー。ちゃんと今時の音を研究していますね。特に「Chronograph」をバルセロナで演奏する際の観客のボルテージはすごいものがあります。(日本語歌詞なのにねっ!)またボルテージといえば、これ最初は打ち込みスタイルのプレイでしたが、徐々に細野さんがベースを持ち、ユキヒロがドラムパッドを叩き、していって徐々に生演奏状態になります。*3 *4なかなかすごいです。
しかし、ここでふと思う。
↑の状況って。。。
WILD SKETCH SHOW Live 2002 [DVD]

WILD SKETCH SHOW Live 2002 [DVD]

でもあったような。。。。
まあ、いいか。YMO時代の「Riot In Lagos」も聴けたことだし。。。
昔からのファンにはたまりませんね。

追伸:しかし再生YMOの「TECHNODON LIVE」のDVDが出ないかなーと思う今日この頃。。。*5

*1:もしくは元テクノ・ザ・トリオのお三方の方がご本人たちはうれしいでしょうかね?

*2:バルセロナと東京の公演をそれぞれDVDに収めています。

*3:教授、あんたは何してんの?

*4:東京の公演では、スペシャルゲストとして”中目黒が誇る世界のコーネリアス”こと小山田圭吾くんも参加

*5:因みにビデオ版と、BS版、NHK版のテープはそれぞれ持っています。ちょっと自慢です。はい。

ずーずーしーだろっ!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000048-kyodo-int*1
なーんて、記事を読んだのだが、ちょっとどうかと思う。
そもそも、ユダヤ人を迫害していたのは、君達、ヨーロッパ人でしょ?
一方、オスマン帝国治下のパレスティナでは、ユダヤ人は結構、平和に暮らしていたそうな。。。でもその平和な関係を崩し、血みどろの歴史を開いたのはヨーロッパ人だ。本来、友人であるべき、ユダヤ人とアラブ人の対立に向かわせたのだ。それは連綿と続くユダヤ人迫害の歴史とその頂点としてのナチス=ドイツ。その中からヨーロッパ人はユダヤ人に対する恐怖とそれを抹殺しようとする自らの狂気を見たのだろう。それでイスラエル建国がなったとも言える。しかしここには何百年も住み着いたアラブ人がいる。それは単に彼らにユダヤ人を押し付けただけなのではないか?
人間の叡智のひとつには「対話」がある。これによりそれぞれの立場を理解しあうことが出来る。しかしそれには「共通の基盤」というものが存在する。それは限界だ。だからヨーロッパ人の「対話」という言葉は、底が浅い。哲学者J=ハーバーマス先生も「対話の基盤を持たない相手との対話」というところまで話を展開できなかったのだ。
まだまだ人間は「神様」なんかにはなれない。

*1:このニュースは米国の動きを追ったものだが、EUハマス政権には否定的だそうだ。

なぜ?

日本はなぜユダヤ人を迫害しなかったのか―ナチス時代のハルビン・神戸・上海

日本はなぜユダヤ人を迫害しなかったのか―ナチス時代のハルビン・神戸・上海

たぶん、ユダヤ人を迫害するだけの文化的な文脈がなかったからだと思うけど。。。。

再々結成!

ネットニュースを見ていたら、ふと目に留まった記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000005-dal-ent
おやっ?あの伝説のミカバンド復活するらしいですね!
しかもボーカルに木村カエラちゃんを迎えてですかね。昔、桐島かれんを迎えて再結成したときにも気になっていたんだけれど、その時には聴かずじまい、以来ずーっとご縁がありませんでした。
カエラちゃんの歌はチラリとテレビで見たくらいだけど、中々、力強い声質で嫌いではありません。なので今度こそは、ちゃんと聴いてみよーっと。でもこれCMソングとしての再々結成の話しか書いていないので、どうなのだろう?CDとか出るかな?*1
そんな訳で、とりあえずオリジナルメンバーの頃に出た名盤の誉れ高い

黒船 (紙ジャケット仕様)

黒船 (紙ジャケット仕様)

を購入。実は今まで聴いたことがないけど、往年の名曲として名高い「タイムマシーンにお願い」も収録。到着が楽しみ!!
追伸:しかし幸宏先生!Sketch Showの新しいの早く出ませんかね?

*1:多分、マキシくらいは出る気がするけれど。。。

崇拝

ここのところ、なぜかスマパンばかり聴いています。
中でも特に

Adore

Adore

が昔から好きですね。
このアルバムは、スマパンが方向転換し、かつ解散に向かうきっかけとなった作品。
彼らは
メロンコリーそして終りのない悲しみ

メロンコリーそして終りのない悲しみ

で絶頂期を迎えた。荒々しい爆音ロックとして。
しかしドラマーの麻薬常習による逮捕および解雇。またリーダーのビリー・コーガンを襲った様々な悲しい出来事の数々。これによって「Adore」の作風は、荒々しくも内省的な作風*1となり、当時のリスナーの期待を裏切り、酷評されさっぱり売れなかった。でも最近HMVのCDを読むと結構評価されているようだ。
Adore : Smashing Pumpkins | HMV&BOOKS online - 45879
ずーっとこのアルバムが好きだったものとしては、とても嬉しい。
スマパンのバンドとしての文脈の中では、酷評されたアルバムだけど、きちんと単独のアルバムとして聴いたときの「美しさ」が漸く認められた気がするので。
中でもM-2「Ava Adore」が鳥肌が立つほどのカッコよさ。音楽を聴いてゾクゾクすることをこの曲ではじめて知った。*2

*1:リズムトラックも生ドラムから打ち込みへの転換

*2:当時のPVも死ぬほどカッコよかったなー。

素朴な疑問

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000005-imp-sci
という記事を今日発見したのですが、気になるのは、あれです。あれっ!
ついこの間、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000001-wir-sci
が発表になったのですが、ソニーのマシーンでは


Mac OSが動くのだろうかっ??


どっかでアップル製のMacBookマザーボードは、グラフィックカード以外は、インテル純正のものとのこと。ならば動くのでは?本当の所は、誰か実験しないかなー??*1

*1:きっとやる人が出るはず!!Hotwiredとかに体験記事が出ると見たっ!

あーあ。

京極夏彦の「京極堂シリーズ」は、いちおう全て読んでいます。
中でも第1作目「姑獲鳥の夏」が好きです。
なので映画のDVDが出たので、早速レンタルで借りてみました。

感想ですか?
うーん。よろしくないです。
実相寺かんとくー。あんた、ちゃんと原作読んでないでしょー?(失礼)という感じです。彼の映画の作風は「帝都物語」や「悪徳の栄え」なんかを見れば分かるけど、耽美的なのですね。しかしそれがフィルムに現れていない。何かクリアな画質の絵で撮っているところが、いまいち作品にのめり込めない。何か「明らかに作り物の世界」という感じ。あと脚本もいまいちふつーの話になっちゃっている。そもそもの視点が俯瞰的で平板なのだ。小説の方は準主役の関口巽の一人称の視点で話が進められている。彼はうつ病の気があるという設定であり、彼の目を通すことによって、この世が不確かな危ういものになっている。そのあたりが、この作品のミソだと思うのだけど。。。京極夏彦の筆は、一作目なので中々しつこく分かりにくい。この辺りを解きほぐして欲しかった。あとキャストは京極堂役の堤真一は、悪くはないのだけど、長い説明的な台詞の際に、いまいちカツゼツが悪く説得力がないし、榎木津役に、せっかく阿部寛を配したくせに、榎さんは割りとふつーの人だし、なんと言っても木場を演じた宮迫の体格が悪くて、全然強そうに見えない。。。唯一の救いは、久遠寺涼子・梗子を演じた原田知世かなー?*1
ちょっと厳しすぎますかねー??

*1:たぶん、ファンだからという贔屓目ではないと思うのだけど。。。