実は「あんかけスパゲティ」は好物だったりして・・・・(こっそり)

私は愛知県は豊川市*1に生まれ、隣の豊橋市で19まで生活をしていました。そんな訳で「ご出身はどちらですか?」と問われて、「愛知県です」と答えます。ここまでは取り立ててふつーの会話です。でもそんなふつーの会話をぶち壊す問いかけが入ることがあります。そっそれは・・・「ああ〜、名古屋の方ですかっ!(我が意を得たりという満面の笑みを讃えて)」という発言です。
「ちゃうわいっ!!わしゃ〜三河じゃけ〜。*2
こうゆう感情は決して私に固有のものではなく、どうも三河出身者には共通する感覚のようである。*3そもそも地元民以外には、なかなか理解しがたいと思うのですが、我々三河人は、日本の律令制度確立後、ずーっと三河国*4ということでアイデンティティを持っており愛知県などということでの認識などここ百年くらいの話って訳です。しかも中途半端で*5、ケチな尾張国の連中と一緒にされたくないってな話ですよ。ええ。
そんな三河国原理主義者である私でありますが、異端審問に引っかかったら、言い逃れの出来ない秘密を隠しています。それは・・・
(名古屋で開発された食べ物)あんかけスパゲティが実は好きで好きで堪らないんですっ!」
あんかけスパゲッティ*6」は下のURLにあるように
http://homepage1.nifty.com/asiashida/%83A%83W%83A%82%B2%82%CD%82%F1/ciao/ciao.html

じっくり時間をかけて煮込んだ数種の野菜と牛肉、
そしてトマト。ピリッとした辛さもある。そして、直径2.2mmの太い麺。

という食べ物で、ほとんどパスタというよりも、饂飩とかソフトメン*7というものに近い食べ物です。
なぜか私、これが好きで好きでたまらず、帰省するたびにチャオ*8に食べに行くばかりか、このソースと麺のセットを3・4袋買って帰ってきます。そんな訳で我が家には常時このチャオの「あんかけスパゲティ」がストックされています。偶々今日晩御飯として食べたりしました。*9
しかし作れば作るほど、通常のパスタとは異なる食べ物であることを実感します。大体、パスタの命とされているアルデンテにすると美味しくない!!もうこの時点で違う。通常7分30秒*10なのだが、これは15分という2倍の時間で茹でることが必要というパスタとしては外道で、ましてや芯なんか残っていたら美味しくないって代物です。*11しかし一応自分なりにアレンジしているところもあります。それは茹でたほうれん草を微塵切りにして、ほとんどペースト状にしてソースに混ぜています。そうするとソースのベースとなっているトマトの酸味がぐっと引き出され、さわやかな感じを引き立たせます。*12これはお店にもない感じで、今のところカスタム料理法です。
いま結構、愛知万博で、彼の地を訪問される方も多いかと思いますが、是非お試しあれ!!きっとは病み付きになります!

*1:日本三代稲荷の一つである豊川稲荷で有名ですね。http://www.yui.or.jp/~soga/inari.html

*2:しまった!これは安芸の方の言葉か??

*3:それを確認するのは簡単です。さっきのような会話をすれば良いんです。ただし身の安全(?)は保障の限りではありませんが

*4:三河国国府

*5:ふふ天下統一は徳川家康のおかげぜよ!あっこれは土佐だっけ?

*6:決してパスタなどではない。

*7:昔、学校給食に出てた奴ですねっ!

*8:豊橋市にも何店かチェーンが存在する。

*9:写真を撮ってみたのですが、緊張したためか盛り付けでいまいちで、かつ写真の写りも悪いのでボツとなりました。トホホ。

*10:しかも地域によって異なり、下手をすると大議論になるらしい。マカロニどもは・・・

*11:でもいろいろ研究しているのですが、どーしてもお店の茹で方には勝てません。どーやって茹でているのか?これはうちの母親とも議論になる部分です。お互いに精進しています。ちなみに家族の皆も好物です。

*12:これは昔、スイスのバーゼルにあるイタリアンのお店で食べたトマトとほうれん草のスープを参考にしてみました。