三島由紀夫「春の雪」から

せっかく最初なので、御口上から。。。。
今までBlog何かやる事はないだろうと思っていたのですが、でも最近、GREE(グリー)で「おすすめレビュー」を書いていてふと思う訳です。「あれっ?これっておすすめじゃなくって、自分が思ったことを書いているだけだなぁ〜。。。」て。。。で日記としてみる事にしました。(あっさり)基本的には最近見たり聴いたりした映画や音楽や本などについて、無責任に書き連ねるというのが目的です。(あとは近況などね。)
そんな訳ではじまりはじまり〜!

記念すべき第1回は最近映画化される事が報道され、(http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/mar/o20050303_20.htm)すっかり本屋で山積みになっている三島由紀夫の遺作「豊穣の海」の第1部「春の雪」です。(そうそう先月もまさにそんな日がありましたよね?)

豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

これは大正時代の華族社会を舞台にした恋の物語です。松枝清顕と綾倉聡子が第1部の主人公となります。勿論このお話は第1部なので、第2部以降は、主人公などは変わって行きます。従ってこの小説はやっぱり第4部の終わりまで読まない事には全体像が掴めないのかもしれません。(難儀ですね。。。)
実は僕は第4部まで何とか読んだのですが、三島の「容易に理解することを拒むかのような文章」に苦しめられ、物語の筋をおうのが精一杯だったのです。そんな訳で2回目という事でもう一度最初から読み直している訳です。今度は文章に負けないようにしたいと思います。そんな訳で読み進めている中で、途中途中で思った事を、つらつら書いて行きたいと思います。まあ今日はこんなところで。。。(つか本当に口上を述べて終わってしまった。。。まっいいか!)