染みる音楽
疲れた時、悲しい時や眠れぬ時・・・・
そんな時にはいつも小田和正を聴いています。
- アーティスト: 小田和正
- 出版社/メーカー: ファンハウス
- 発売日: 1986/12/03
- メディア: CD
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ロサンジェルスで現地のミュージシャンの演奏で作られたアルバムで、オフコースや後のソロと比べるとかなり音の作り方が違います。かなりカラッとした音です。しかし叙情的な歌詞が載ることで、まるで「晩夏の夕暮れみたいに過ぎ行く夏を惜しむような」味わいのあるアルバムに仕上がっています。当時、中学生だった僕は夏休み中ずっーとこれを聴いていた記憶があります。*1以来ずっと聴いているので、このアルバムは耳から入って、しっかりと魂に溶け込んでいる感があります。名盤です。最近の小田和正は、すっかり「やんちゃオヤジ」化してるような気がします。それはそれで良いのですが、昔からのファンとしてはこうゆうしっとりとした小田和正の方も素敵です。僕もすっかりおっさんな歳ですが、出来ることなら「素敵なおっさん」もとい「大人」になりたいと思います。*2
ついつい脱線してしまいましたが、このアルバムの中では特に「哀しみをそのまゝ」が好きです。*3アカペラで歌い上げる叙情あふれる曲です。*4昔、保険会社のCMで使われていて、その映像は野球の試合が終わり(試合に勝って)選手がピッチャーのところに駆け寄るシーンがスローモーションで流されるというもので、とても印象に残っています。もう一度見たいものです。