2001.07.08「“暗い街で全然分からない”の巻(7月8日)」

あ〜酔っ払った!駆け付け2杯の”キューバ・リブレ”!!空きっ腹には堪えます。*1もう五臓六腑に染渡るとはこのこと。こちとら、日本からの20時間の間に、家畜の餌のごとき機内食*2のみを食べていたので、こちらについたら、まともにご飯を食べたいと思っていたが。
だってここについたのは午後11時くらいなものだから、*3もうご飯じゃあありません。もうお酒の時間です。従って、”郷に入りては郷に従え!”の精神を発揮しまくりです。ここは”アンボス・ムンドス”ホテルという、かのアーネスト・ヘミングウェイ*4が定宿にしていた、由緒正しいホテル。(でもタオルがないけどね。困った。*5)もう何でもいいからお腹に入れたくて、ホテルにあるバーで、かの暴挙に突入!普段はあまりカクテルなぞ飲まないからよく知らないけれど、かのカクテルはサトウキビから作ったラム酒をコーラ(もちろん政治的な問題で”コカコーラ”ではありません”!でもマルボロがあるけどな!!)で割るものらしいです。すごくトウキビ(サトウキビの古い言い方。知らない人はお父さんに聞いてね!!)の癖が全開です!!あまり口当たりは良いとは言えないけれど、その独特さが癖になりそうです。バーにはこれから毎日通いそうな自分が大好き!
はてさて、酔っ払って寝てしまう前に、まずハバナの印象を何としても記述しなければ。何はともあれ(夜に着いたのもあるけれど)暗い。*6つまりそれは陰気なということではなく、単に光量が少ないということです。(耳を澄ませば、暗闇の先から陽気な音楽が聞こえる。)東京のような異様に夜でも明るい街に住んでいると善く判るんだけれど、この街頭の、街の明かりが少ないところもね。このホテルがあるのは旧市街地のど真ん中の繁華街らしいけれど、暗い。でもみんなはちゃんと、この暗がりの中で大騒ぎしている様子。今日は疲れているので、寝てしまうつもりだけれど、これは明日以降散策してみるつもり。とにかく、この街には音楽が溢れている。すてきだ。この音(音楽)と言葉(文学)について体感してみたい。これが今回の旅の目的。(意味不明。)取りあえず寝よ、疲れた。ああ明日は、タオルを買わないと。
P.S.なぜこの日記のBGMは倉木麻衣???*7

(続く)

ついでに

老人と海 (新潮文庫)

老人と海 (新潮文庫)

*1:私は旅行に行った時には、写真は撮りませんが、日記をつける人だったりします。

*2:天敵のように嫌いです。

*3:「だって」じゃなくて「しかし」だろ?

*4:ちなみにこの時は「老人と海」の文庫本を鞄に入れて行きました。

*5:なぜか書いていないですが、お湯も出なくて困った記憶が。。。

*6:そうそう思い出した!ふつー飛行機から着陸する都市の街燈でなんとか夜でも「ああ、街だ〜」と思うじゃないですか?でもここは真っ暗で街がどこにあるか全く分かりませんでした。

*7:無視してください。